コラム

現場~躯体検査

    2018Oct.22
    建物を守るために骨組の状態で様々な工程がありますが、見えなくなってしまうところこそが重要です。 土台、柱、梁、筋交い、構造面材などやそれらを接合する金物など、この工程でも検査(チェック)すべき項目は多岐にわたります。基礎の配筋検査と並んで重要な所です。 検査は第三社機関にお願いしています。その前に検査をパスしなければいけないので、建築士と大工で確認をしてから検査に入ります。 『構造躯体検査』とは、主要な構造部をJIO専属の建築士が細かくチェックし、家を支える柱や耐力壁の位置は図面通りか、横揺れを防ぐ「筋かい」は図面通り配置され適正に取り付けられているか、木材の水分は25%以下になっているか(木造在来工法の場合)、など通常一般の人では分からないチェックポイントをしっかり検査します。 筋交い、金物の様子 実際に検査をしている所 外壁面はパネルを張って行きます。 仕上がってしまうと隠れてしまう部分だからこそしっかり見せたい。 お客様にも普段見ることのできない部分も興味をもって見学して頂きたい。隠れてしまえば、構造や断熱材の施工状態がわからない。 柱梁など木材をはじめ、耐力面材や断熱材、給排水の配管や電気配線等もお見せします。見えなくなってしまうところにも自信を持っていますので、今後構造見学会を開催していく予定です。
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